外国人・支援者サポート
日本からアジアに羽ばたく
外国人・支援者の力に

Luatsu(ルーツ)では、アジアで活躍する日本人起業家・スタートアップだけでなく、
日本に留学や仕事で関与し、今後日本に関わる事業を行っていきたい外国人の方を
積極的にサポートしていきます。
また、日本に来られた外国人の方が本国に戻った際に、
培った技術・知識を活かしづらい現状の課題解決にも取り組みます。

日本からアジアに羽ばたく外国人・支援者の力に

起業家・スタートアップの方はこちら

3つの支援スタイル

STYLE 1

帰国後・日本国内での外国人への投資・支援
(ハイブリット起業)

日本で採用・関与した優秀な人材の活躍する場所を作りたい。

日本に生活・学業・仕事の面で密接に関与しており、日本自体や日本で培った技術・知識に関連した事業を行おうという優秀な外国人の方が多くいらっしゃいます。
もちろん出身国で起業する場合、各国の専門家に相談することは難しくありません。
しかし、そのような起業家を支援したいという日本企業・日本人から、支援形態の相談を受けることも多くあります。そのような日本と外国のハイブリットの起業形態(ハイブリット起業)に対して、コンサルティングや専門家ネットワークによる支援を行います。

  • 帰国した後に起業したい・日本で起業したい外国人及びそれを支援する日本企業の投資スキームに関するコンサルティング
  • 日本企業との連携の支援(事業・資本提携のマッチングや交渉支援)
  • 各国の各種専門家との打ち合わせ・論点の整理
  • 専門家とのスムーズな連携(①会社設立・ビジネススキーム相談、②法務、③会計・税務など)

STYLE 2

現地進出のきっかけの創出

日本で働いている外国人社員を海外進出のキッカケに

日本からアジアへの進出は、国は変われどもずっと続いています。現在では単純な製造拠点ではなく、今後のマーケット拡大、人材確保の観点から大企業だけでなく中小企業も多く進出を検討されています。
しかし、人材不足やノウハウ不足で実際進出の具体的な検討が難しい企業も多くいます。

一方、日本国内では正社員や実習生などの形態でアジアからの人材を受け入れている企業も多くあります。日本人のみでは難しくとも、このような方々を中心にして、海外進出を果たすことは将来的な日本企業の発展にとっても重要と考えています。
Luastuではこのような外国人を中心とした日系企業の進出について、当事者に寄り添って支援します。場合によっては、外国人ご自身も出資者になり、モチベーション高く海外展開をしていくということも非常に重要と考えています。

  • 日本と類似事業をベトナムで行うための進出・投資スキームのコンサルティング
  • 各国の各種専門家との打ち合わせ・進出に必要な事項の整理
  • 専門家とのスムーズな連携(①会社設立・ビジネススキーム相談、②法務、③会計・税務など)

STYLE 3

帰国する人材の適材・適所の働き場所の支援

帰国後も日本で培った知識・技術を適切に活かせるような働き場所を

日本では外国人の従業員や技能実習生が日本の労働力の重要な部分を担っています。例えばベトナム人の実習生は中国人を上回っており、技能実習生だけで21万8000人が日本に居住しています(2019年末時点。なお、中国人は8万2000人です。)。技能実習制度は、技能・技術・知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することをあくまでも目的としています。つまり、開発途上国の人に技能等を学んでもらい、それを国に持ち帰ってその国を発展させるということです。なお、2019年4月から始まった特定技能制度は、人手不足が深刻な産業分野において「特定技能」での新たな外国人材の受入れを認めたもの。人手不足な分野について外国員労働力の力を借りようという目的です。

しかし、このように日本の産業にとって重要な役割を果たしている外国人も、本国に戻ってなかなか日本での技能実習等で得た知識や技術を活かす仕事に就けないということが多いのが現状です。
このような課題の解決は、国家間にまたぐ重要な問題だと考えています。各国の法令や関係者も多い部分のため、簡単な解決策があるわけではありません。しかし、Luatsuとしては今後のアジアー日本のさらなる良好な関係、相互メリットのある継続的な発展に少しでも寄与するため、このようなミスマッチングが少なくなっていくよう、外国に戻った後も日本で得た知識・技術を適材適所で活かすための活動をしていきます。

今後のLuatsuの活動

  • 外国人支援を積極的に行っている各機関、企業と連携し、各関係者のハブとして活動
  • 長期的目線で日本・アジアの人材の交流がより適切で、持続可能なものになるような関係性の構築

具体的なサービスは関係者と協議を続けており、現在準備中です。
具体的にご協力可能な機関・企業の方はお問い合わせからご連絡ください。

ご相談はこちらから

サポートメンバー・パートナーの声

杉田 昌平

Website

杉田 昌平
Shouhei Sugita

センチュリー法律事務所 パートナー弁護士
慶應義塾大学法務研究科 特任講師

2年間ベトナムの大学で講師を行ったことがきっかけで、外国人雇用に関する法務・労務を主な取扱い分野とする弁護士・社会保険労務士をしています。業務の範囲は、日常的な取次申請業務、出入国関係法令と労働関係法令の狭間となるような法務と労務(例:入管法に適合するように就業規則を見直す等)、コーポレートトランザクションに付随する入管業務(M&Aや事業再編時における雇用の承継に関わる入管手続等)を行っています。
日本の外国人雇用制度は過渡期であり、複雑な上に変化も速いです。また、外国人雇用に関する入管法や技能実習法は、これまでコンプライアンス・イシューであるという認識がされていませんでした。そこで、従来の企業法務の水準で外国人雇用に関する法令についての法的サービスを提供しています。
このような業務をしている中で、一部望ましくない形で働いている外国人や、日本で身につけた技能等を母国で活用できていない事例を見ることがあります。
このプロジェクト通じ、日本で得た技能等や経験を活かして活躍できる場所を増やし、より望ましい環境作りに貢献したいと思っています。

岩崎 日出雄

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岩崎 日出雄
Hideo Iwasaki

毎日新聞社国際事業室
KOKOROプロジェクト統括

【KOKOROプロジェクト】として、①これから訪日するベトナム人②日本の在留ベトナム人③外国人を雇用する日本企業――に向け、ウェブサイトやFacebook、セミナーなどを通じて広報・啓発を行っています。技能実習や留学で訪日するベトナム人が増えるなか、彼らが適正な処遇や教育、支援を受けられるよう、また、困ったときに犯罪組織に巻き込まれたり、適切な救済を受けられずに泣き寝入りしたりすることがないよう、正しい情報・役に立つ情報を2カ国語で提供しています。技能実習の場合、多額の借金や不十分な日本語教育、事前説明と違う待遇・給与、監理団体の不十分なサポートなどが原因で苦しい実習生活を送ったり、目的を十分に遂げられずに帰国したりする例がたくさんあります。留学の場合も、高額手数料や訪日前と訪日後の日本語教育の質の問題などがあります。日本に来て失意で帰国する実習生や留学生を減らし、彼らのよりよい将来に貢献できるよう、広報・啓発という形で支援しています。同時に、受け入れ企業側に対しても啓発を行っています。

この活動を通じて、彼らのキャリア支援にさらに具体的に貢献できればと希望しています。

工藤 拓人

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工藤 拓人
Takuto Kudo

Luatsu Founder
CastGlobal Law Vietanam 代表

ベトナムに2014年から居住する中で、日本とベトナムの人材交流はどんどん活発化しています。私自身は、日系企業がベトナムに進出する際やベトナムでの企業の運営のサポートをしてきましたが、両国の発展のためにも、より適切で持続可能性のある人材交流が必須と考えるようになってきました。これはベトナムにかかわず、他の国でも同様だと考えています。
そのため、Luatsu(ルーツ)としても、各専門家のプラットフォームとして、日本と日本に関係する外国人の公平で両者にメリットのある関係を構築する支援をしていくべく、活動していきたいと思います。
まだまだ日本から外国に戻る方と、現地でのニーズのマッチングには大きな意思の相違もみられます。関係者も多数いるなかで簡単ではない活動ですが、こうした支援に取り組む外国人材に関わる方々と協力し、長期的な目線で取り組んで参ります。